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1961年 北茨城市に生まれる
1987年 長野県松本技術専門校木工課修了
1988年 梶山宝氏に師事し、洋家具づくりを学ぶ
1993年 田中重希氏に師事し、木工芸を学ぶ
1998年 現在地に家具工房を設立 |
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【張虎(ハリトラ)ってなに?】 |
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「これは本物だ」とか、「これはニセモノだ」などと言う話を時々耳にします。
ほんとうにブランド品や有名人が作ったモノだけが「本物」で、
名もない企業や、肩書きのない人が作ったモノを「本物じゃない」と言えるだろうか?
このような疑問を持ったところから、何が本物で、何がニセモノかを自分に問う意味で、
あえて「まがい者」や「ニセモノ」の意である「張子の虎」を工房の名に使わせて頂きました。
けして、ブランドや、有名人を否定してるつもりは御座いません。ニセモノで良いとも思っておりません。
私なりに、本物を追求したいと思っております。
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2000年 「光と影」ひたちなか市 ギャラリー・ザザ
2001年 「quiet light」ギャラリー・ザザ
2001年 「We are one.」茨城県天心記念五浦美術館 エノモト・アマネ氏と二人展
2002年 「Worth of time」笠間市 ギャラリー木葉下
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【張虎家具工房の特徴】 |
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張虎家具工房は、基本的に天然の材料を使用し、木は無垢の「水楢(みずなら)」、「たも」、「栗(くり)」などの広葉樹が主です。
「たも」の木材は耳慣れない方もいらっしゃるでしょうが、マリナーズのイチロウ選手が使用しているバットは「青ダモ」です。家具に使われるのは、主に「谷地ダモ」です。
永年の使用に耐えられるように、木材は数年間乾燥させてから使用いたします。それらの木材から、作品に適した材種を選び、木目が引き立つように考慮して木材を選んでおります。
構造は、なるべく丈夫になるように、伝統的な「ホゾ組み」などを用い、丹念に造っております。
永く愛着を持って使っていただくために、飽きのこないデザインで、存在感のある形を心がけております。
塗装も天然の漆(うるし:生漆とも言う)を使用し、塗っては研ぎ、塗っては研ぎの作業を繰り返し行う「拭き漆(ふきうるし)」と言う大変手間のかかる方法で、木目が引き立つように丁寧に行っております。
また、お客様のご希望により、「オイル」を使った塗装も行っております。オイルも天然のオイルを主成分とするドイツの「リボス社」、「オスモ社」のオイル、あるいは「エゴマ」を使用しております。
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